マツシタホーム本社では、3/22(火)から、
「GLANCERA SL 神栖展示場」の沈下修正工事と、
FIORE展示場の解体がはじまってきます。
2棟の展示場とも不同沈下をしてしまったわけですが、
片や沈下修正工事で、片や解体工事という明暗を分けたのは、
「GLANCERA SL 神栖展示場」は、今年1月にオープンしたばかりですが、
FIORE展示場は、9年前に建てた展示場だからです。
FIORE展示場も、住宅としてはもちろんまだまだ使えるわけですが、
住宅展示場としては、築9年というのはもう、建て替えの時期なんです。
でも、こんな形で解体を迎えるというのは、とても残念ですし、
解体を眺めながら、「FIOREよ、お前も無念だよな・・・・・」
こんな気分になってしまいました。
マツシタホーム本社展示場の沈下修正工事と解体工事
現在の本社展示場
先週火曜日、22日から本社では、
「GLANCERA SL 神栖展示場」の沈下修正工事と、
本社敷地内に建つFIORE展示場の解体がはじまってきます。
傾いてしまった展示場の写真は、
お客様をご心配させてしまうかと思って公開してませんでしたが、
特に不同沈下してしまったお客様には沈下修正工事の様子もお見せした方が良いと思いますし、
今日は思い切って写真を掲載します。
ご契約2棟!
東日本大震災で本社エリアの展示場4棟が全て傾いてしまい、
展示場がまだオープンしていない状況のマツシタホームですが、
今日、本社でご契約が2棟ありました。
建物が不動沈下してしまった場合の地震保険の扱いについて
実はマツシタホーム千葉支店に、一昨日、
このブログの昨日の記事を読まれたという弁護士さんから電話があったそうです。
(マツシタホームのお客様ではないようです)
住宅の地盤調査について今考えること
今日の夕方、友人同士でマツシタホームの家を新築されたお客様が
お二人でマツシタホームにいらっしゃいました。
お二人とも、私が設計デザインを担当したお客様で、
2棟ともが今回の地震で被害の大きかった地域にあり、
不幸にも不同沈下(傾いて沈む)してしまったのです。
今日から本社展示場の沈下修正工事が始まりましたので、
その見学にいらっしゃったのです。
(見学希望の方は、事前にご連絡いただけると幸いです)
不動沈下した建物の地震保険について
昨日、地震保険に加入していて、建物が不同沈下(傾いて沈む)してしまったお客様から
保険会社が建物を見に来たという話を2件聞きました。
大震災後のマツシタホームの現状および今後について
このたびの地震・津波によりにより被害を受けられた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
くれぐれも皆様のご健康と、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
この度の地震で、マツシタホーム本社エリアでは、
地盤の液状化などにより、非常に大きな被害を受けました。
私どもの本社および展示場も大きな被害を受けましたが、
地震以降も、ほとんどの社員が毎日出勤して休みなく営業しております。
地震翌日から、みんなで手分けし、
被害の大きかった地域を中心に現場巡回して被害の確認をおこない、
復旧の手配をはじめています。
住宅という社会の重要インフラを扱っている企業として、
一日も早い地域復興に向け、全力を尽くす所存です。
マツシタホームの被災状況は、
本社が地盤沈下し、電気、水道、インターネット回線がとまっておりましたが、
一昨日夕方より、電気のみ回復いたしましたので、
昨日から、パソコンや電話、FAXが通常使用できるようになりました。
それまでは、電話は非常用の1回線のみの使用でしたので、
なかなかつながりにくい状況でご迷惑をおかけしたとおもいますが、
昨日からは、電話とFAXは大丈夫です。
インターネット回線がダメですので、メールは使用できない状況です。
本社の展示場は、本社展示場、本社西展示場、鹿島住宅公園とも、
不動沈下(傾いて沈む)しました。
お客様をご安心させるためにも、
展示場の沈下修正工事を至急やろうということで、
本社展示場は3月22日〜4月初旬(2週間程度の工期)、
鹿島住宅公園は3月30日〜1ヶ月程度で、
沈下是正工事を行います。
本社展示場では4月初めより、
鹿島住宅公園ではゴールデンウィークには、
通常営業を行う予定です。
※本社事務所は営業を続けています。打合せをしているお客さまもいらっしゃいます。
マツシタホームオーナー様のお宅の巡回による被害確認については、
3月12日より一昨日まで、1,000棟超のマツシタホームの家のうち、
本社エリアの液状化のひどかった地域を中心に半数程度は回らせていただきましたが、
ガソリン不足で、現在は緊急の現場を中心に回らせていただいております。
巡回時にご不在であったり、
パソコンやサーバーが使用できなかった関係で漏れもあると思うのですが、
現在、パソコンが復帰しました(千葉のサーバーはまだです)ので、
現在、被害のひどかった地域で巡回漏れがないかを確認中です。
被害状況については、電力とパソコンが復帰した昨日からまとめておりますが、
まだ終わっていない状況ですが、現状、わかる範囲で申し上げます。
今回の地震でも、建物自体の損傷は、
石膏ボードに亀裂が入ったり、玄関タイルの一部が割れたりはありますが、
構造上の大きなものはほとんどないと思います。
しかし、地盤の液状化による被害は、甚大です。
建物の沈下は、
不動沈下(傾いて沈む)もそれ以外も含めて、100棟を超えそうです。
現在、沈下修正工事業者には、既に大量の発注が入っている状況で、
弊社では、百人単位の宿泊所を用意し、
全国の不動沈下修正工事業者を押さえる作業をしています。
他の業者も押さえている最中で、
順次、ご連絡を差し上げておりますが、
何分にも多数の件数がありますので、
いましばらくのお時間をいただければと思います。
とりあえず、現況を申し上げました。
大変な状況ですが、
地域の復興をしなければなりません。
地域トップの住宅会社として、
地域復興のために、全身全霊をかけて頑張ります。
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