2010.08.22 Sunday

住宅ローンは「変動型」が人気、大手行では8〜9割。金利1%以下も。

10日ほど前の読売新聞の記事から。



01住宅ローン「変動型」人気 大手行では8割 金利1%以下も
8/10読売新聞8面



記事によると、変動型金利の住宅ローン利用者が急増しているそうです。


理由は長期金利が下落していること。




                   ◇

【用語解説】長期金利

期間が1年を超える金利の総称。

新規発行10年国債の流通利回りが指標となり、住宅ローンや銀行貸出金利などに影響を与える。

景気悪化の見通しが強まったり、信用不安などで金融市場が動揺したりすると、

安全な投資先とみなされる国債に資金が集まり、金利が低下(国債価格が上昇)する。

                   ◇





今、日本経済の状況を考えると、金利低下の要素ばかりです。




まずは長期金利を見ると、長期金利の指標となる新発10年国債の利回りは、

8月に入って1%程度の低水準で推移しています。

※株式会社IICパートナーズ 国債利回り(応募者利回り)
http://www.iicp.co.jp/library/government_bond/



国の経済減速や長期金利の低下、日米の金利差縮小などにより、

外国為替市場の11日の円相場は1ドル84円台まで上昇し、15年ぶりの円高水準になりました。

※yahoo!ファイナンス アメリカドル/日本円
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=USDJPY=X


さらに、東京株式市場の日経平均株価は現時点で9,179円、

今月に入って約1年ぶりに1万円を割り込んだ後、9千円に近づいてきています。

※yahoo!ファイナンス 日経平均株価
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O




このような経済情勢の中、住宅ローン市場は、

日本銀行の超低金利政策を背景に当初の適用金利が年1%以下の商品も登場し、

固定型金利からの移行が鮮明になっているようです。



住宅金融支援機構の調査によると、

住宅ローンの新規契約者のうち変動型金利を選ぶ人の割合は、

2007年1月の9・4%から最近は5割前後に上がっているそうです。



02住宅ローンの金利タイプ別の利用比率と政策金利の推移
8/10読売新聞8面



また、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の大手3行では、

今年に入り8〜9割が変動型を選択しているそうです。


要因は、超低金利政策が続く中で、

変動型のローン金利も当面は上がらないとの見方が強いことです。


そのため、「金利の先安感が強い間は、変動型の人気が続く」(大手行)とみられている。




ただ、将来、金利が上昇に転じた際には固定型と比べ負担が重くなるリスクもあります。


変動型は半年ごとに金利を見直すため、景気が上向くなどして市場金利が上昇すれば、

ローン金利も上がることになります。


その場合、返済計画に狂いが生じる恐れもあるわけです。



専門家は、

「変動型を選ぶ人はゆとりを持った返済計画を立てることが重要。

低金利のうちに返済額を確定できる固定型に切り替えられるよう、準備もしておくべきだ」

(ファイナンシャルプランナーの西原憲一さん)と助言している。 




長期金利が平成15年8月以来、7年ぶりに1%を割り込む水準となったことで、

住宅ローン金利や企業の借入金利の低下につながるなど暮らしに恩恵をもたらす一方、

資産運用面ではマイナスに働きます。



でも、家を購入しようと考えている消費者にとって、長期金利の低下局面はチャンスです!



8月の新規融資分に適用する金利を引き下げた大手銀行も

「さらに引き下げる方向で見直す可能性がある」と話しているそうです。



住宅ローン減税をはじめとする政府の後押しで、

今年に入って、住宅市場も活気が少しずつ戻ってきています。



「『今が買い時』と動き始めた顧客が多い。景気が落ち込まなければ一段の金利低下は追い風」

(三井不動産)







みなさ〜ん!



景気が悪いことは、日本全体に取っては悪いことですが、

これから住宅ローンを借りようとしている方にとっては、

住宅ローン金利低下という、大きなメリットをもたらしてくれるんですよ。




あと、固定金利か変動金利かということで言うと、

最終的には神様にしかわからないけれど、

今の情勢から考えると、変動金利の方が有利ではないかと思います。



ただし、返済計画がギリギリで、少しでも金利が上がるとやっていけなくなるという方は、

固定金利がお薦めですので、個別ケースについてはご相談くださいね。



「最高の家」をゲットするために♪




 
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