2019.09.01 Sunday

人工大理石orステンレス、キッチン天板はどっちにしますか?【その2】

人工大理石orステンレス、キッチン天板はどっちにしますか?【その1】 からの続きです。

 

恐れ入りますが、前の記事をお読みいただいてからお読みいただければ幸いです。

 

 

 

次に、人工大理石(人造大理石)の天板について見ていきましょう。

 


人造大理石(人工大理石)とは見た目が大理石に近い感じで、

 

高級感がある素材のことを言います。

 

 

 

ちなみに、ここまで人工大理石と人造大理石の2つを表記してきましたが、

 

2つの違いをご存知でしょうか?

 


・人工大理石→アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材。

 

・人造大理石→天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めた半人工素材

 

 

どちらも、大理石の代用としてキッチンの流しや風呂に使用される事が多いのですが、


名前は似ていますが、この二つの天板は似て非なるものです。

 

 

 

人工大理石が主流で、一部メーカーでは人造大理石を採用しています。

 

 


また、人工大理石の性能については、ポリエステル製よりもアクリル製の方が汚れが落ちやすく、

 

耐候性・耐衝撃性に優れているとされており、価格もアクリル製の方が高いとされます。

 

 


人工大理石の天板を選ぶ場合は、メーカーにどんな素材を使っていて

 

どのような特長があるのかを聞いてみるのもいいですね。

 

 


メリット・デメリットについては、人造も人工もほぼ一緒ですので、

 

まとめて説明いたします。

 

 

 

 

2-1人造大理石(人工大理石)天板のメリット

 


【色やデザインが沢山あるためインテリアになじみやすい】

 


なんといっても一番の魅力は多彩なデザインです。

 


石目調、砂目調のデザインやマットでツルツルな質感まで、

 

色・デザインともに沢山ラインナップが出ています。

 


キッチンやダイニングのインテリアに合わせやすいので人気があります。

 

 

 

【キッチンの作業台というよりはインテリアのカウンターに近い感覚で使える】

 


上記と同じく、インテリアになじむという点で「キッチンらしくない」

 

インテリア性の高いキッチンをつくることが可能です。

 


壁に接していないアイランド型のキッチンや、

 

キッチン天板の奥行きを90cm~1m程度にのばして作業側とテーブル側というように

 

一枚の天板を広々使うカウンタータイプなども最近は人気があります。

 


インテリア性の高いキッチンは、「台所仕事は奥の仕事」という昔の文化習慣から、

 

お客様にもキッチンが覗かれることを意識した「家事のファッション化」を家にもたらしました。

 

 

 

 

 

2-2 人造大理石(人工大理石)天板のデメリット

 

 


【熱や液体のシミで変色を起こす】

 


これは皆さんが心配されるポイントです。

 


特に加熱機器をIHにした場合、五徳が無いため天板はフラットな状態です。

 


このため、調理が終わった鍋をさっと横の天板の方に移動させる・・

 

といううっかり事故が多いのだとか。

 


そのため、熱い鍋は鍋敷きを敷いて使うようにするのが

 

人大のきっちんにする場合は重要となります。

 


液体は、例えばお醤油を出がけに流しに垂れ流しておいてそのまま数日外出、

 

なんてことをするとお醤油が流れたラインがくっきりとシミになって残っています。

 


シミのつくものを流した後は必ず水かお湯を流し、

 

シンクに液体跡が残らないようにしておきたいですね。

 

 

 

 

【固くて重たいものを落とすと天板が割れることがある】

 


ステンレスの天板の場合は物を落としてしまった時には

 

凹んだりして素材が衝撃を吸収しますが、人造大理石(人工大理石)の場合は

 

まれに割れることがあります。

 


また、ワイングラスなどを天板の上に落として割ってしまったという話も

 

たまに聞きますので、強い衝撃は与えないように注意しておきたいですね。

 

 

 

 

【年数が経つと紫外線の影響を受けて若干黄ばんでくる】

 


人造大理石(人工大理石)の天板は、時間が経つと少し黄ばんでくることがあります。

 


特に真っ白なタイプの天板を検討される方は、

 

色の変化も頭の片隅に入れておきたいですね。

 


その場合、キッチンの照明計画もあまり明るい蛍光色の光ではなく、

 

白熱色のように色味の着いた照明にすると、黄ばみも目立ちにくくなります。

 

 

 

 

【色の濃いデザインを選んだ場合、クレンザーなどで磨くとうっすら白く変色する】

 


汚れがしつこいと、ついついメラミンスポンジなど汚れが落ちやすい物で

 

掃除がしたくなってしまいますが、人造大理石(人工大理石)の場合は

 

表面を削ると変色することがあります。

 


最近はメラミンスポンジなどで洗っても大丈夫とうたうメーカーもあり、

 

研磨して汚れを落とすタイプのお手入れが大丈夫かどうかは

 

キッチンのショールームの段階で必ず確認をしておきたいポイントです。

 

 

 

 

【傷がつきやすい】

 


年数を経るごとに細かい傷がつき、素材の中に汚れを残してしまいやすくなります。

 


人造大理石(人工大理石)の天板は色が黄ばむのもそうですが、

 

長く使うと汚れなどが目立ちやすくなるので注意が必要です。

 

 

 

 

【焦げのついた鍋など放置しておけばやっぱり「もらい錆」がつく】

 


実は人造大理石(人工大理石)の「もらい錆び」というのは、意外と多いんです。

 


結局の所、ステンレスにせよ人造大理石(人工大理石)にせよ、

 

使用した鍋をキッチンの天板やシンクに長時間そのまま置かないというのが基本となります。

 

 

 

 

【シンクだけステンレス、またはシンクだけ人造大理石の色を変えると継ぎ目から劣化する】

 


キッチンの天板とシンクというのは必ずしも同じ素材や色である必要はなく、

 

シンクだけステンレスにしたり、シンクの色だけ変えるというように別々の素材を使う事も可能です。

 


ただ、どうしても異素材のもの同士を接着させる際にはつなぎ目が存在します。

 


長持ちを優先させるのであればつなぎ目はなるべく少ないのがベストとなります。

 


色や素材の組み合わせを楽しむのか、それとも長持ちさせたいのか、

 

この辺りの優先順位を明確にしながらキッチンを選びたいですね。

 

 

 

 

【1点ものの特注品には対応が難しい】

 


人造(人工)大理石の天板を作る際、型に流して成形します。

 


このため、オリジナルで特殊な形の天板を作ろうとすると非常に金額が上がります。

 


反対にステンレスの場合は比較的簡単にオリジナルの天板を作ることができるので、

 

造作キッチンにする場合はステンレスの天板の方がサイズを自由に調整でき、

 

価格も安く作ることができます。

 

 

 


ここまでステンレスキッチンと人造大理石キッチンの天板について、

 

メリットとデメリットについて詳しく見てきました。

 


次に、色々ある天板を選ぶ際にぜひチェックしていただきたい点をご紹介します。

 


どのチェックポイントを重視するかによって最適なキッチンの選択は変わってくるので、

 

キッチン選びの際は頭に入れておいてくださいね。

 

 

 

 

結構、メリットデメリット、両方ありますでしょ。

 

 

 

「やっぱりデザインで人工大理石!」でいいとは思うのですが、

 

色々なメリット・デメリットを理解した上の方がいいと思います♪

 

 

 

 

明日は、キッチン天板と、キッチン扉なども含めてですが、

 

キッチンとリビングダイニングとのインテリア調和について書こうと思います。

 

 

 

 

【その3】へ続きます・・・

 

 

 

 


 
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