2019.08.30 Friday

【用語解説】バルコニーとベランダ、デッキとテラス、何が違う?

先日、お客様が図面を見ながら「このベランダは・・・」と私にご質問されていて、

 

(いつもはわざわざ言い換えない)私が「このバルコニーは・・・」と説明してしまったら、

 

「前から疑問だったのですが、ベランダとバルコニーの違いって何ですか?」

 

と聞かれてしまいました。

 

 

 

お客様がよく理解できていない建築用語のうちに、

 

バルコニーとベランダ、デッキとテラスの違いは?

 

ということがあると思いますので、今日はそこを説明いたしましょう♪

 

 

 

家づくりをしていたり住まい探しをしていると「バルコニー」や「ベランダ」、

 

「テラス」「デッキ」という言葉をよく耳にしますよね。

 

 


「バルコニーとベランダは同じ意味でしょ?」

 

「ウッドで出来ているのがデッキ、コンクリートならテラスでしょ?」

 

 

どちらも違います。

 

 

 

その違いはどのようなものでしょうか?

 

 

 

 

意味の違いを知ることで間取り図に書かれた用語の意味が分かるようになりますし、

 

あとで「イメージしてたい物と違ってた」ということを避けられたりもあると思いますので、

 

ぜひ違いを覚えてみてくださいね。

 

 

 

 

1.バルコニーとベランダの違い

 


「バルコニーで家庭菜園がしたい」

 

「ベランダに洗濯物を干したいので広いベランダが欲しい」

 

・・・など、家づくりや住まい探しでもバルコニーやベランダという言葉はよく出てきます。

 

 


バルコニーやベランダは、どちらも建物の窓やドアから出ると、

 

床と手摺があってふさがっていなくて外気とつながった空間のことですが、

 

実は、上に屋根が有るかどうかで呼び方が違ってきます。

 

 

屋根があるとベランダに、屋根が無いとバルコニーという呼び名になるんですね。

 

 

 

例えばマンションは上下階が同じ間取りが多いので屋根付のベランダになることが多く、

 

戸建ての家では、屋根のないバルコニーとなっているケースが多いです。

 

 

 

バルコニーかベランダ、どちらの方が良いかは、

 

どのようにバルコニーやベランダを使うかによって変わってきます。

 

 


たとえばバルコニーは屋根がないので日当たりが良い反面、

 

雨が降るとバルコニーが使えなくなってしまいます。

 

 

 

それに対してベランダは屋根があるので、雨の日でも洗濯物を干すことができますし、

 

プライベート感が出るのでベランダでくつろぎやすくなりますが、

 

部屋の日当たりはバルコニーよりも少なくなり、

 

屋根がある分だけ費用も高くなってしまうという特徴があります。

 

 


そのため、洗濯物は1階の庭や、室内で干すという方はバルコニー、

 

洗濯物は可能な限り2階の外に干したいという方は、屋根付のベランダが向いていると思います。

 

 

 

例えば、2階リビングなどで、外の空間も頻繁に使うというケースも、

 

屋根のあるベランダの方が外をセカンドリビングのように使うことができるようになるなど、

 

家の間取りや生活の仕方によって、バルコニーかベランダ、

 

どちらが合っているかは変わってきます。

 

 

 

ちなみに、実は、マツシタホームの間取り図上の表記は、

 

バルコニーとベランダの区別をせず、「バルコニー」という表現で統一しています。

 

 


バルコニーとベランダを混同するとややこしくなってしまうのと、

 

バルコニーの方が何となくひびきが良いから・・・という程度の理由です。

 

 


また、ベランダのことを「インナーバルコニー」と表現して、

 

屋根の有り無しの区別をしているケースも見かけます。

 


あと、バルコニーの中にはルーフバルコニーと呼ばれるバルコニーもあります。

 


ルーフバルコニーとは、屋上や、2階建てで1階の方が大きい家で1階の屋根部分などを

 

バルコニーとして使えるようにしたものです。

 

 


屋根の代わりにバルコニーにしているからルーフバルコニーという訳ですね。

 

 

 

 

 

続いては、デッキとテラスについてご説明します。

 

 

まず、デッキという言葉は、船の甲板から連想されているそうで、

 

そのため、本来はある程度の広さがないとデッキと呼ばないようです。

 

 

 

デッキは建物の外に隣接して設置される地面より高くされた床の部分で、

 

一定の広さがあって(一般的には4帖以上とかでしょうか?)、

 

屋根がないスペースということになります。

 

 


デッキと言えば、ウッドデッキと思ってらっしゃる方もいらっしゃいますが、

 

タイルデッキやモルタルデッキなど、ウッド以外のデッキもあります。

 

 

 

デッキは種類によって、メンテナンスの方法や耐用年数に違いがあります。

 

 


設置を検討しているのなら、メンテナンスと耐用年数について、

 

しっかり聞いて選ぶことをおすすめします。

 

 

 

庭にデッキなどがあるだけで雰囲気も変わり、ご飯を食べたり、遊んだりもできて、

 

家族がますます仲良くなる場所になることも多いので、おススメです♪

 

 

 

 

テラスとは、昔のフランス語で盛り土を意味しているそうで、

 

建物から飛び出していて、地面より少し高い空間になります。

 

 

テラスには屋根があるものとないものがあり、

 

基本的には、庭の一部というイメージです。

 


また、テラスは基本には1階に作られるもののことなので、

 

1階に作られたものでなければ、ベランダやバルコニーになります。

 

 

テラスはカフェなどをイメージするとわかりやすいかもしれません。

 

 

 


ウッドデッキは2階に作られるものではないのでテラスと似ていますが、

 

基本がテラスは庭の一部、デッキは室内の延長として分類されていますので、

 

この2つも似て異なるものです。

 

 

 

しかし、実際には、バルコニーとベランダの場合と同じように、

 

明確な分け方がされていない場合も多く、

 

結局は住宅会社ごとに使い方が変わっていたりします。

 

 

 

でも、本当は今回書いたような意味なので、どのような使い方をしているかで、

 

住宅会社の考え方や、スタッフの知識が見えたりするかもしれませんね♪

 

 

 

 


 
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