2019.01.15 Tuesday

2019年、21年目スタート。マツシタホームの家づくりを再定義します。【その7】

2019年、21年目スタート。マツシタホームの家づくりを再定義します。【その6】

 

からの続きの記事です。

 

 

恐れ入りますが、前の記事から続けてお読みいただければ幸いです。

 

 

 

マツシタホーム創業前、「最高の家を普通の価格で提供する」という目標実現のための

 

独自ノウハウづくりに取り組んでいた私が「これだ!」という感じで出会ったのが、

 

野村総合研究所が1996年に作成した「住宅産業の業態革新」という小冊子で、内容は、

 

日本の住宅価格はアメリカの約2倍であり、その価格差の要因を研究したレポートでした。

 

 

 

私は、これらの要因を一つ一つ改善すれば、良い家を安価に提供できると考え、

 

マツシタホームだけの独自ノウハウを作成のためのバイブルのような存在となりました。

 

 

 

この「住宅産業の業態革新」を前回までの記事で紹介した内容を書きます。

 

 

 

日本の主な工法である木造軸組工法(在来工法)と、

 

アメリカの主な工法であるツーバイフォー工法を比較・分析したところ、

 

工法の差が価格差の大きな要因ではないという結論が出ました。

 

 

 

コストアップ要因の一つは、中小企業主体の重層的下請け構造が要因であり、

 

そのコストアップ要因に対して、マツシタホームはこう解決するという話でした。

 

 

 

前回は、「〆猯組颪函↓∀務費(職人の人件費)と、(住宅会社の)経費・粗利益」、

 

日米住宅価格差の要因はどこにあるか? でした。

 

 

 

今日は、アメリカに比べ「高い材料単価」についての原因と、

 

マツシタホームはその原因をどう解決するかについて、です。

 

 

 

 

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1)高い材料単価

 

 

 

図5 日米住宅価格差の材工分離型模式図


(注)図1と表2のデータを基に日米の価格差を模式的に表したものである。
(出所)野村総合研究所
 

 

 



5の試算は、ほぼ同一仕様の設計に基づいて見積もっているため、

材料使用量については日米同様と考えることとすると、

材料単価に1.76倍の開きがあることになります。



日本の材料単価が高い要因として多岐にわたる要因が考えられますが、

主だったものについていくつか見ていきます。




一つめは、流通経路の多段階性により、材料費が割高になっていることです。



各種の統計を用いて定量的に算出すると、

平均4.2段階の流通経路が形成されていると試算されます(3)



これは、建築材料卸売業の年間販売額総合計32.6兆円を、

住宅投資に含まれる投入資材(出荷ベース)7.7兆円で除することにより、

出荷段階の建材総額が流通段階で何回転しているかを算出したものです。




表3 平均4.2段階の建材流通



()建材卸の総販売額を、出荷ベースの投入建材額で除することにより、
   出荷時点の建材総額が流通段階で何回転したかを求めている。

(出所)通産省「商業統計」、経済企画庁「国民経済計算年報」、
    建設省「建設部門分析用産業連関表」より野村総合研究所作成。




また、品種ごとの縦割りの流通経路が、材料単価を引き上げている側面もあります。



6で分かるように、セメント、合板、石膏ボード等々で、


別の流通経路が形成されているんです。



この品種別の流通ルートは、当然ながらメーカーごとに形成されているため、

各メーカーの各商品が別々に発送費、運送費などを負担することとなり、

材料価格を押し上げています。



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レポートが指摘した非効率性に対する マツシタホームの改革【その2】


【レポートで指摘した非効率性】

平均4.2段階もある建材流通経路の各段階で、

 

各流通会社の経費と利益が上乗せされる
 


        ↓
 


マツシタホームでは、メーカー直仕入れ(1段階)

または最高でも流通業者1社(2段階)までの仕入れでないと、

 

絶対に建材を仕入ないと決める。

 

 

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こう聞くと、「改革」って、意外とシンプル、簡単でしょ♪

 

 

 

いえいえ、実行するとなると、なかなか、そう簡単にはいかないんです。

 

 

 

建材メーカーはなかなか直売りはしてくれないし、

 

流通経路を飛ばすこともなかなか応じてくれません。

 

 

 

そこは、私は「スーパーコンピューター搭載ブルトーザー」を目指す、松下社長です。

 

 

 

頭脳とパワーで突破しました!!!!!

 

 

 

 

【その8】へ続きます。

 

 

 

 


 
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