2018.08.28 Tuesday

今の時代、「競争」をどうとらえるか・・・住宅メーカーと「競争」【その5】

今の時代、「競争」をどうとらえるか・・・住宅メーカーと「競争」【その4からの続きです。

 

恐れ入りますが、前の記事から読んでいただけたら幸いです。

 

 

 

昨日までは、現代の日本人が競争をどうとらえているか、

 

また、若者が競争についてどうとらえているかについての調査の結果を見ると、

 

日本経済の衰退につながってしまいそうな内容だから、若い人をこう育てていこう・・・

 

こんな感じの話でしたが、今日はがらりと変わって・・・

 

住宅メーカーと「競争」の話です。

 

 

 

 

 

住宅メーカーの「競争」と言えば・・・

 

お客様が数社に図面や見積もりを依頼して、見積もり価格と内容を比べる、

 

見積もり合わせのイメージを思い浮かべる方が一番多いのでは無いでしょうか?

 

 

 

しかし、私は住宅メーカーの「競争」の本質は、

 

価格競争ではなく、そのメーカーのブランドコンセプトの勝負で決まるものだと思っています。

 

(実際には、コンセプトだけではダメで、コンセプトおよびそれを実践する力を含みます)

 

 

 

もちろん、お客様によっては価格競争が1番の決め手になってしまう場合もあります。

 

 

 

しかし、多くのお客様は、仮に当初は価格を中心に考えていたとしても、

 

いろいろな住宅メーカーと話を進めていくうちに気づいていくのだと思います。

 

 

 

一番大切な事は価格ではなく、そのメーカーの家がどんな家であるのかということ、

 

また営業担当者や設計、現場監督、アフターサービスの人間など、

 

お客様に関わる全ての担当者がどれだけのことをしてくれるのか、

 

そういうことを総合的に考えて住宅メーカーを決めるのだと思います。

 

 

 

 

それでは、ブランドコンセプトとは何でしょうか?

 

 

 

私は、ブランドコンセプトとは、

 

(ブランドコンセプトについては語りだすときりが無いくらい奥深いといわれていますが)

 

使う人や、共感してくれる人を惹きつける、ブランドの「魅力」や「信念」のようなものです。

 

 

 

また、言い換えれば、ブランドコンセプトとは、

 

そのブランドのビジネスが打ち出す世界観とも言えます。

 

 

 

ブランドコンセプトが完全に確立されているメーカーばかりではないですが、

 

あのメーカーの品物は非常にいいとか、さらには品物のここがいいとか、

 

逆にパッとしないけど安いとか、それも世界観と言えると思います。

 

 

 

高級ブランドは、持っていることで得られる世界のようなものを持っています。

 

 

 

例えば、(イタリアのスーパーカーmの)フェラーリのオーナーは・・・

 

スポーツカーが好き、モノにとてもこだわる人、イタリアが好き、お金も時間もある人・・・

 

少なくとも車が好きな人なら、こういうイメージを持つでしょう。

 

 

 

エルメスを持っている人は、モノやデザインにこだわる人、一番いいものを持ちたい人、

 

伝統あるメーカーやそのストーリーが好きな人・・・そんなイメージを持つでしょう。

 

 

 

ユニクロの服を着ていたなら、機能性が高い服が好きな人、シンプルなものが好きな人、

 

コストパフォーマンスの良いものが好きな人・・・こんな感じでしょうか。

 

 

 

無印良品のもので家の中がそろえられている人なら、

 

これがいい(これでなくてはならない)という嗜好性ではなく、これで良いという理性的な満足感、

 

ただし、これでのレベルをできるだけ高い水準に引き上げる・・・

 

これは無印良品のHPにかかれたブランドの説明ですが、

 

理性的に抑制や譲歩を含みながらも、その中で高いレベルを目指す・・・

 

無印良品のファンは「ムジラー」と呼ばれますが、こんな考え方があるのです。

 

 

 

 

 

住宅メーカーのブランドコンセプトとはどのようなものでしょうか?

 

 

 

大量のテレビコマーシャルを流している積水ハウスの場合は、

 

レベルの高い家であることがコマーシャルからもわかります。

 

 

 

なんとなくそのイメージを持って、展示場に行くと、

 

係員の説明などから、それがイメージだけではなく、

 

実際の品質やサービスに裏打ちされていることがわかってきます。

 

 

 

例えば、これがブランドコンセプトとその実践にあたります。

 

 

 

各大手住宅メーカーは、強弱こそあれ、

 

どの会社も、そのブランドコンセプトを確立しています。

 

 

 

 

ローコスト住宅メーカーなら、安いわりに○○○は良いとか、

 

やはり会社ごとにそれなりに特徴があるのですが、

 

会社によっては価格が最大の売りであったり、

 

特徴のないことが特徴だが、家の内容も価格もそれなりでそつがない・・・

 

こういうのもブランドコンセプトの一つでしょう。

 

 

 

 

先ほども書いたように、

 

私は、「住宅メーカーの競争」の本質は、

 

このブランドコンセプトとその実践の競争だと思っているのですが、

 

それでは、その競争に勝つために、住宅メーカーは何に力を入れているのでしょうか?

 

 

 

それは・・・一つはブランドコンセプトの明確化ですが、これができたあとは、

 

社員教育の勝負だと思っています。

 

 

 

明確なブランドコンセプトができたら、

 

そのコンセプトを従業員全員が良く理解すること、

 

そのコンセプトを従業員全員でしっかり実践すること、

 

これこそがそのブランドの価値であり、

 

住宅メーカーの価値ではないでしょうか。

 

 

 

当然、従業員教育は大切なのですが、

 

ブランドコンセプトの教育は一番大切だと思います。

 

 

 

従業員教育でも、まっさらな若い人の教育は重要度が高いので、

 

その時代、その時代の若者の特徴を知り、教育方法を考えるのはとても大切です。

 

 

 

マツシタホームの企業メッセージ「最高の家をあなたに」は、

 

まさにマツシタホームのブランドコンセプトと言えますが、

 

この実践には、従業員教育が最も大切なのです。

 

 

 

 

マツシタホームでは、新卒者の営業は、全員、入社数年間は社長室配属とし、

 

マツシタホームイズムを植え付けてから、各営業部に配属していますが、

 

その理由は、今日述べたような理由からなんです。

 

 

 

 

住宅メーカーの「競争」とは・・・

 

実は、ブランドコンセプトの競争であり、そのためには従業員教育が最も大切、

 

・・・今回の記事の結論です♪

 

 

 

 


 
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