2018.08.26 Sunday

今の時代、「競争」をどうとらえるか・・・住宅メーカーと「競争」【その3】

今の時代、「競争」をどうとらえるか・・・住宅メーカーと「競争」【その2からの続きです。

 

恐れ入りますが、前の記事から読んでいただけたら幸いです。

 

 

 

第1回の一昨日は・・・

 

電通総研が1980年代から5年ごとに行っている「世界価値観調査」の結果から、

 

現代の日本人の多くは格差を嫌っているが、

 

競争を悪とはとらえず、個人の成長には必要だと考えている、

 

ただし、その競争の勝ち負けが収入格差に結びつくべきではないと考えている。

 

 

また、競争を肯定的にとらえて積極的に競争に参加する人と、

 

競争を否定的にとらえている人の二極化が進んでいる、

 

結果として、競争に参加する人が少なくなりすぎて、日本経済の競争力の低下につながり、

 

このままでは、少子高齢化による経済力低下に拍車をかけてしまう・・・という記事でした。

 

 

 

 

第2回の昨日は・・・

 

そのような環境の中で、どうやって経済力の低下を食い止めるか、

 

そのためには、競争に積極的に参加する人たちを時代に合ったリーダーに育てるとともに、

 

競争に参加しない人や、競争自体を否定する人たちをいかに巻き込んで、

 

みんなで成長できて幸せになれるモデルを作り出し、実現できるか、

 

これが目標にするべきである。

 

 

そのためには、若者の教育が最大の課題なので、

 

私が良いと思っている方法を、大学の准教授が行ったセミナー資料で説明しました。

 

 

「今どきの若者」の特徴と背景というテーマで、現在の大学生の特徴を書きましたが、

 

今日は、その大学生の育った背景について書きます。

 

 

 

 

 

「今どき若者」の特徴と背景


ゆとり世代をどう戦力化するか?

 

 

 

 

■「いまどきの若者」の特徴と育った背景

 

 

 

・育った時代背景

 

 

今の大学生の育った時代背景。日本企業・経済の停滞と衰退。

汚職政治家、凶悪事件やテロの頻発、人口減少・・・未来に希望を見出しにくい時代。

競争してしんどいことをして出世するよりも、気の合う仲間と楽しく過ごしたい・・・
 

 

 

 

1970年の人口ピラミッド。東京オリンピックの年、私が7歳の頃です。

「若い人が多い!お年寄りは少ない!」
 

 

 

 

1990年の人口ピラミッド。昭和から平成へ。バブルの絶頂期です。

「子供が減っていく!」

 

 

 

 

 

 

2010年の人口ピラミッド。今から8年前、平成22年です。

「若い人が減った!子供はさらに減った・・・お年寄りは激増してる!」

 

 

 

 

 

 

2030年の人口ピラミッド。今から12年後です。

「若い人と子供がさらに減った!お年寄りさらに激増!不安定な形!」

 

 

 

 

 

 

1970→1990→2010→2030の人口ピラミッドを見ていただきました。

 

 

 

20年おきに60年間ということですが、

 

60年といえば人の平均寿命よりずっと短いのに・・・

 

たった60年間で変化しすぎ!・・・と感じませんか?

 

 

 

私は1963年生まれの55歳で、おそらく2030年も生きているでしょうから、

 

1970→1990→2010→2030は、7歳→27歳→47歳→67歳となりますので、

 

私の人生は、日本の人口の面で、激動の時代ということになります。

 

 

 

実際、私が子供の頃も兄弟が多くてどこに行っても子供がいっぱいいるイメージでしたし、

 

若者もすごく多かったのが、今は年配者が多いという感じがします。

 

 

 

小学生の頃に兵庫県に住んでいた時は、1学年に13〜14クラスもあった記憶がありますので、

 

当時の方が競争は激しかったと感じます。

 

 

 

 

 

・子供扱いされやすい環境

 

 

平均寿命が延びて年配者が増え、若い人がどんどん減っているので、

若い人の割合が非常に低くなり、現代は子供扱いされやすい環境である。

江戸時代を出さなくても・・・さっきの人口ピラミッドの方が現実的・・・
 

 

 

 

・スマホは学生を変えた

 

 

スマートフォンの登場で、若者の行動そのものが変わってしまった。
落ち着いて深く考えない、すぐに別の行動をする、人とつながっていないと不安になる、
面と向かったコミュニケーション、言葉以外のコミュニケーションが苦手に・・・という傾向。

 

 

 

 

 

 

・まとめ 特徴と育て方の方向

 

 

現代の大学生の特徴のまとめと、育て方の方向性について。


 

 

 

 

☆積極性の低さ、打たれ弱さ、1つのことに没頭しないことが懸念される

 

☆一方で、素直かつ真面目なので、オーソドックスに指導すればよい

 

☆わかりやすく指導する

 

☆小さな成長であっても褒める

 

☆ときには叱る。叱るときには感情的になったり突き放したりせず、具体的に改善方法を説明する

 

☆少しずつハードルを上げる

 

☆方向を示して、手段を考えさせ、アドバイスを与えながら育てれば、自主性を引き出すことはできる

 

☆チームワークを大切にするので、面倒見の良い先輩につけて一緒に仕事をさせる

 

☆本人したり突き放したりする事はリスクが大きい

 

☆「こうしたら成長できる」などと言っても乗ってこない

 

☆小さな教育と同様に、手間がかかる。

 しかし定着率は高そうなので、長期的な視点を持って指導できる。

 手間をかける価値がある相手である。

 

 

 

つまり、手間はかかりますが、素直で真面目なのでポイントを押さえれば育てやすく、

 

素直で真面目で定着率が高い・・・手間をかけて育てる価値のある相手、

 

私たち企業から見ると、まさに金の卵かもしれません。

 

 

 

明日は、今の若者を具体的にどう育てるか・・・について書きます。

 

 

 

 

【その4】へ続きます・・・

 

 

 

 


 
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