2018.05.21 Monday

「e-Air全館空調」は、本社展示場で見学・体験できます♪【その6】

「e-Air全館空調」は、本社展示場で見学・体験できます♪【その5】からの続きです。

 

恐れ入りますが、前の記事から見ていただけたら幸いです。

 

 

 

前5回の記事で「e-Air全館空調」をご紹介してきました。

 

 

 

給気清浄フィルター、熱交換・非熱交換切替付のIAQ制御換気システム、

 

空調スマートリモコン、小屋裏空調室、送風ファン、送風ダクト、天井埋込形空気清浄機、

 

超大型加湿器による全室加湿など、聞きなれない言葉が並ぶ大がかりなシステムですし、

 

全館空調自体、日本では一般的ではないのでわかりにくかったかもしれません。

 

 

 

しかし、アメリカでも、ヨーロッパでも、中国でも、韓国でも・・・

 

日本以外の主要国では、全館空調が当たり前なんです。

 

 

 

他の主要国は、日本より寒さの厳しい地域が多いのが理由ではないでしょうか?

 

 

 

寒さがとても厳しいから、「家の断熱性能を非常に高くして全館空調する」、

 

これが寒さをしのぐために必要だったと思いますし、

 

また、経済成長によって、より快適でより健康的な家への要求が高まり、

 

そうなって行ったのだと考えます。

 

 

 

日本の多くの地域では、

 

「家の断熱はそこそこで、人がいる部屋だけ暖房する」でも、

 

寒さは我慢すれば我慢できる程度であることが多く、

 

また、我慢する精神を尊ぶ国民性もあいまって、

 

断熱性能アップも、全館空調もなかなか広がらなかったのではないかと思います。

 

 

 

しかし、日本の中でも、北海道だけは、断熱性能が非常に高い家が普及していて、

 

北海道の家は、冬は家全体を暖房して家中の温度差をなくすことが当たり前になっていますが、

 

冷房については、全国どの地域でも、全館空調は普及していません。

 

 

 

 

それが最近、全館空調が広がる気配が出てきています。

 

 

 

大手ハウスメーカーでは、各メーカーで全館空調が設定されているものの、

 

ほとんどのメーカーでは、ごく一部の家に採用されている程度なのですが、

 

その中で、三菱ホームだけは、20年以上前から「エアロテック」という

 

全館空調を多数採用してきましたが、三菱ホームの市場シェアは低く、

 

住宅市場における全館空調の存在感はほんのわずかという感じでした。

 

 

 

それが、セキスイハイムが2011年頃に発売した「快適エアリー」という

 

(完全な全館空調ではないものの)1階の全館空調のようなシステムが人気となり、

 

現在では、セキスイハイム最大のセールスポイントに育ってきていると言っても

 

過言ではないくらいの人気になっています。

 

 

 

また、桧家住宅が、2016年12月に発売した「Z空調」は、

 

斎藤工さんがZ形のメガネをかけて出演したCMが大量に流れたこともあり、

 

急速に認知され、かなりの人気になっているそうです。

 

 

 

マツシタホームは、20年前の創業以来、断熱性能の非常に高い家を供給してきましたが、

 

以前は断熱性能を重視されない方が多く、気密すると家の寿命が短くなるという誤解もあり、

 

高気密や高断熱は不要という方が多かったです。

 

 

 

それがここ数年、政府の政策もあり、

 

急速に断熱性能の高い家が良いというお客様が増えて来ています。

 

 

 

だから、多くの住宅メーカーが断熱性能のアップをやり始めていて、

 

新築住宅の断熱性能の全体レベルが上がってきています。

 

 

 

家の断熱性能が非常に高くなると・・・

 

実は、1部屋だけ冷暖房するというのは、非常にエネルギーの無駄なんです。

 

 

 

「e-Air全館空調」のような全館空調では、

 

各部屋ごとの冷暖房負荷を計算して、各部屋の冷暖房の風量を決めていきます。

 

 

 

例えば、2階の南西角部屋で、夏と冬、それぞれ、次のような計算で冷暖房負荷を求めます。

 

 

‘遒粒以匹ら外部に逃げる熱量

 

南の窓から外部に逃げる熱量

 

西側の外壁から外部に逃げる熱量

 

だ沼Δ料襪ら外部に逃げる熱量

 

ヅ薫罎ら外部に逃げる熱量

 

( 銑)の外部へ逃げる熱量の合計

 

 

北側の壁から隣の部屋に逃げる熱量

 

東側の壁から隣の部屋に逃げる熱量

 

➈床から1階の部屋に逃げる熱量

 

(А➈)の隣の部屋(下の部屋も含む)に逃げる熱量の合計

 

 

例えば、断熱性能が東北地方の省エネ基準の断熱性能くらいの家で、

 

冬、外気温0℃、暖房室の室温20℃、非暖房室の室温10℃と想定して計算すると、

 

の隣の部屋に逃げる熱量の合計は、Δ粒杏瑤貌┐欧詛量の約1.8倍くらい、

 

つまり、断熱性能が高い家の場合、外部に逃げる熱量より、

 

暖房をしていない隣の部屋に逃げる熱量の方がはるかに多いことになるんです。

 

 

 

だから、断熱性能が高い家になるほど、1部屋だけ暖房する意味がないんです。

 

 

 

 

 

今度は、先ほど計算したのと同じ家と部屋の条件で、夏を計算してみます。

 

 

‘遒粒以匹ら外部に逃げる熱量

 

南の窓から外部に逃げる熱量

 

西側の外壁から外部に逃げる熱量

 

だ沼Δ料襪ら外部に逃げる熱量

 

ヅ薫罎ら外部に逃げる熱量

 

( 銑)の外部へ逃げる熱量の合計

 

 

北側の壁から隣の部屋に逃げる熱量

 

東側の壁から隣の部屋に逃げる熱量

 

➈床から1階の部屋に逃げる熱量

 

(А➈)の隣の部屋(下の部屋も含む)に逃げる熱量の合計

 

 

夏、外気温35℃、冷房室の室温27℃、非冷房室の室温35℃と想定して計算すると、

 

の隣の部屋に逃げる熱量の合計は、Δ粒杏瑤貌┐欧詛量の約2.5倍くらい、

 

外部に逃げる熱量より、冷房をしていない隣の部屋に逃げる熱量の方がやはり多く、

 

冬は1.8倍だったので、夏の方がもっと隣の部屋に逃げる熱の割合いが多いんです。

 

 

 

高性能断熱住宅では、1部屋だけの冷房は、暖房と同じく、非常に効率が悪いのです。

 

 

 

 

 

計算ではイメージがわかない方が多いと思いますので、

 

イメージできそうなわかりやすい例をご紹介します。

 

 

 

断熱性能が高い家の代わりにクーラーボックスをイメージしてください。

 

 

 

先ほどの例の冬を当てはめると、

 

このクーラーボックスを(家の代わりに)0℃の屋外に置いたとしましょう。

 

 

 

このクーラーボックス(断熱性能が高い家)の中に、

 

20℃の箱(暖房室)1個と、空いたスペースに10℃の箱(非暖房室)を例えば3個、隙間なく詰め込む、

 

例えば、4部屋の高断熱住宅の中で1部屋だけ暖房するというのは、こんなイメージです。

 

 

 

20℃の箱(暖房室)の熱は、外に逃げるよりも、他の箱(非暖房室)に熱を奪われていく・・・

 

何となくイメージできますでしょ♪

 

 

 

やっぱり、「クーラーボックスの中に入れる箱は、同じ温度の箱を入れる」、

 

・・・この方が良いような気がしてきましたでしょ!!

 

 

 

あなたの感覚は、とても正しいです!!!

 

 

 

全館空調は、絶対、エネルギー効率からも合理的で、省エネにつながり、

 

しかも、温度差のない家は、快適なうえに、

 

ヒートショックもなくて、家族の健康改善や長寿命化につながり、

 

いいことづくめなのです!!!!!

 

 

 

「e-Air全館空調」、頑張って普及させます!!!

 

 

 

 

【その7】へ続きます・・・

 

 

 

 


 
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
最新記事
categories
archives
ブログ内検索
others

(C)Matsushitahome Co.,LTD All Rights Reserved.