2010.02.16 Tuesday

過去の話ですが、「数百円違いで泥棒に入られやすい家」

私、「住宅業界は間違っている」と思ったことが何度かあるんですが、

そのうちの1回は、2,000年頃。



覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、

ちょうど、そのころ、ピッキングが社会問題化していたんです。





2,000年頃に社会問題になって、連日、テレビでも取り上げられたので、

覚えていらっしゃる方が多いと思いますが、その時の話を書いてみます。





ピッキングとは、鍵を使わずに鍵を開ける行為のことで、通常は専用の道具を使って行います。


道具を使ったピッキングの図解
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9e/Pin_and_tumbler_lock_picking.PNG



ピッキングによって、鍵を破壊せずに開錠できるため、

これを犯罪に用いると、鍵の破壊と異なり被害に気づきにくく、

また、慣れた者が単純な錠を開ける場合には短時間でできるため、捜査が難航します。



ピッキングは、鍵穴を覗き込んだりしながら器具を操作して開錠するため作業中は不審ですが、

数十秒から数分間程度で開けられてしまい、また通常の開錠時と同じ程度の音しかしないため、

発見が遅れてしまうんです。




日本では1990年代に、これらに用いる器具が通信販売などで大量に出回って

犯罪行為(窃盗やストーカーなどを目的とする住居侵入)に用いられたほか、

1990年代末からは外国人集団(特に中国人が多い)による

「ディスクシリンダー錠」を狙った犯罪が多発して、社会問題になったのです。



中国福建省には日本での泥棒稼業によって建てられた通称「ピッキング御殿」が多数あって、

ニュース番組で取り上げられていました。





その当時、テレビ番組などで、ピッキング被害にあわないためにはどうするかの話で、

数十秒で簡単にピッキングできるため狙われている「ディスクシリンダー錠」を、

ピッキングされにくい「ロータリーディスクシリンダー錠」などに交換しましょうということを

かなりやっていました。



2000年当時、販売されていた住宅用の玄関ドアや勝手口ドアは、

ほとんどが「ディスクシリンダー錠」だったのです。



恥ずかしながら、当時は私もそういった知識がなく、

当社でも「ディスクシリンダー錠」を使用していましたので、

あわてて他の鍵に変更した記憶があります。

(ディンプルキーまたはウェーブキー)




この時、私が思ったのは、

自分の意識が低かったことを恥じること同時に、

今後はマツシタホームの家の安全性について全般的に見直そうということ、

それから、サッシメーカーはピッキングの危険性を知っていたはずで、ひどいなあということと、

そして、大手ハウスメーカーではどうなのだろう?ということでした。



その後調べたら、大手ハウスメーカーでも、多くは「ディスクシリンダー錠」が使用されていました。



大手ハウスメーカーも、少なくとも開発の人間とかは知っていただろうと思いますし、

開発の人間でなくても、あれだけたくさんの社員がいるんですから、

誰一人として知らなかったとはあるはずがないと思います。




当時、「ディスクシリンダー錠」と、「ロータリーディスクシリンダー錠」の

価格差についても調べてみましたが、

なんと数百円しか違わなかったのです。



改めて現在の価格は?と思ってネット検索してみたら、

「ディスクシリンダー錠」はもう販売されていませんでしたので、

「ロータリーディスクシリンダー錠」の方だけ調べました。


ロータリーディスクシリンダー錠 3,654円也。
http://m.yourguide.co.jp/c_daily/item-23198011_1




それにしても、たった数百円の違いで、ピッキングされやすい鍵をつけてしまう、

住宅業界の恐るべき、コスト意識。




私も不勉強だったため、同罪ということになってしまいますが、

その知識があれば、こんな鍵は絶対に付けませんでした。



私自身は、自分が住みたいと思える家を建てようと考えてきましたから、

数百円の違いでピッキングされやすい鍵の家を選ぶ訳がありませんし、

そんなお客様がいるはずがありません。




私は、絶対、こんな業界に染まってたまるか、と思っています。



その思いの中で、業界に足りない部分をもっとしっかりやろうと考えて、

マツシタホームの家の2大特徴を決めています。



●マツシタホームの2大特徴【その1】 あらゆる面での安全性が高い家


地震、火災、防犯、家庭内事故、空気の安全性など、

お客様の意識が高くない部分以外も含めて、あらゆる面で安全性が高い家を供給する。



マツシタホームの家 地震に強い家
http://www.mhome.jp/safety/index.html


マツシタホームの家 火災に強い家
http://www.mhome.jp/safety/02.html


マツシタホームの家 防犯性が高い家
http://www.mhome.jp/safety/03.html


マツシタホームの家 家庭内事故を防止する家
http://www.mhome.jp/safety/04.html


マツシタホームの家 安全空気の家
http://www.mhome.jp/safety/05.html




●マツシタホームの2大特徴【その2】 入居後を最重視した家づくり

アフターサービスの充実とともに、建物によって変わる光熱費やメンテナンス費用を低減し、

家事負担も低減できる家を供給していくこと。



マツシタホームの家 充実のアフターサービス
http://www.mhome.jp/after/index.html


マツシタホームの家 光熱費低減の家
http://www.mhome.jp/after/02.html


マツシタホームの家 光熱費低減の家
http://www.mhome.jp/after/03.html


マツシタホームの家 メンテナンスフリーの家
http://www.mhome.jp/after/04.html


マツシタホームの家 家事負担低減の家
http://www.mhome.jp/after/05.html




先日、お客様から、勝手口ドアの鍵の安全性を聞かれたことで思い出して、

今日は、古い話を持ち出してしまいましたが、

マツシタホームは、業界の他の会社がこうだからこうするという考え方ではなく、

本来、こうあるべきという、家づくりを目指しているということが言いたかったのです。





ちなみに、泥棒の侵入手口に締めるピッキングの割合は、

マンションでは約4割を占めますが、戸建て住宅では0.4%しかないようです。

http://www.sumai-otasuke.net/rune/rune04.html



マンションも、最近のマンションは、ピッキングが難しい鍵になっているため、

新しいマンションでは、ピッキングはほとんどなくなっているみたいです。


色々なシリンダー錠の種類(写真入り)
http://www.kagi-center.com/type/lock.html




無締り原因が結構多いので、外出時に鍵を必ずしっかりかけることは言うまでもありませんが、

一番気をつけなくてはならないのは、窓なんですね。

(マツシタホームの家は、もちろん、対策バッチリです)





 
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