2017.10.16 Monday

マツシタホームの考える「住宅デザイン」とは?【その6】

マツシタホームの考える「住宅デザイン」とは?【その5 からの続きです。

 

恐れ入りますが、前の記事をお読みいただいてから、読んでいただければ幸いです。

 

 

 

デザインの美的側面、つまり機能面や経済面や技術面以外の「美しさ」という面では、

 

質感を高めたり、装飾をしたり、オリジナリティを高めるデザインを行うと、

 

普及していない材料や施工方法を使うなどで、ほとんどの場合はコストも上昇します。

 

 

 

どこをどこまでやるか、お客様の満足度を高めながら、

 

エモーションに訴えかけるデザイン、お客様が感動するデザインをと考えると、

 

(他と同じものでは感動しないため)オリジナリティを高めなくてはならないので、

 

どこをどこまでやるかとコストコントロールのバランスが難しいところなんです。

 

 

 

最初に優先順位を付けて、コストを割り振り方を考えるのですが、

 

その優先順位の付け方を考えていきましょう。

 

 

 

ここまでが昨日の記事の最後のところで、今日はその続きです。

 

 

 

 

限りある全体コストの中で、

 

美的向上のために、どこにどれだけのコストを割り振るか、優先順位を付けて整理し、

 

ここはこれくらいまでのコストアップなら許せる、

 

ここはあまりお金は掛けたくないからいくらまでということを検討します。

 

 

 

どこにどれだけのコストを割り振るかはお客様によって変わりますので、

 

そこはどう考えるのでしょうか?

 

 

 

 

まず、意匠デザインを美しいと思うかどうかについては、

 

住む人たちの好みの素敵なデザインで暮らしの質を上げる

 

「住む人が心地よいデザイン」という側面と、

 

(通行人や来訪者など)他の人から見ても美しい、

 

つまり「見られるデザイン」の面があります。

 

 

 

住む人の好みでいいんじゃないの・・・というような単純な話ではなく、

 

来訪者や通行人の反応は、住む人にも何らかの形で伝わりますので、

 

例えば、友人から「お前の家は本当にカッコいいね!」と言われれば、

 

住む人はとても喜びますので、家に対する愛着や満足感が上がるんです。

 

 

家を褒められるというのは、本当にものすごく喜ぶというか、

 

とても大きな満足感を得られるんです。

 

 

 

実際の経験上でいつもそう感じていることなのですが、

 

考えてみると当然だと思います。

 

 

 

「夢のマイホーム」という言葉がありますが、

 

家を建てることは長年の大きな夢という方は多いですし、

 

注文住宅なら、他の人とは違う本当に自分の住みたい家を実現できるわけですし、

 

そこに至るまでの大変な時間と労力と、たくさんの心配や気苦労を乗り越え、

 

一生で一番大きな買い物と言われるように大きな金額を支払うわけです。

 

 

 

「お前の家、カッコ悪いなあ」と言われれば、ものすごく腹が立つでしょうし、

 

逆に「お前の家は本当にカッコイイなあ!!」と言われれば、

 

うれしくてたまらないのは、当然だと思います。

 

 

 

だから、お客様自身は、自分たちが良いと思うデザインならそれでいいと考えていたとしても、

 

見られるデザインの美しさも、私は必ず実現するようにしています。

 

 

 

ただ、そのどちらをどれだけ優先するか、

 

その力のかけ具合というか・・・それはコストの割り振り方につながるのですが、

 

そこはお客様によって変わってくることになります。

 

 

 

人から「いい家だなあ」と思われる部分にとてもこだわる方もいますし、

 

それはあまり気にしないけど、自分の気に入ったデザインにはこだわる方もいますし、

 

そのどちらも気にする方、どちらも気にしない方、色々な方がいます。

 

 

 

そのあたりを設計にあたってのご要望をヒアリングしながら感じ取り、

 

どこにどれだけのコストをかけるかを考えていきます。

 

 

 

 

見られるデザインの面では、家の場所によって、

 

見られる人の人数が大幅に変わります。

 

 

 

最も多くの方が見るのは、ヽ梓僖妊競ぅ鵝

 

2番目は、玄関、

 

3番目は、リビング(LDK)、

 

4番目が、1階トイレおよびリビングからトイレまでの動線です。

 

 

 

人数でいえば、(通行料にもよりますが)外観デザインが圧倒的に多く、

 

玄関は、中に通す人以外にも、郵便配達、宅配便、回覧板など、

 

玄関だけで帰っていく人がたくさんいて、

 

中に通す方は、和室などに通す場合もありますが、今はリビングに通すのが多くて、

 

そして、来訪者の一部がトイレに行きますよね。

 

 

 

住む方によっては、洗面や浴室、2階も見せる方もいらっしゃいますが、

 

新築直後の掃除片づけが行き届いた時に見に来る人に見せるのならともかく、

 

建築後1年も経つと、洗面は、歯磨きセットにドライヤーにタオルや洗剤、

 

浴室は、シャンプーにソープに体を洗うもの・・・生活感があふれてる場合が多いし、

 

2階のプライベートスペースは何となく見せたくない場合が多いですよね。

 

 

 

だから、人から見られるデザインという観点では、

 

ヽ梓僉↓玄関、LDK、ぅ肇ぅ譴肇肇ぅ譴泙任瞭粟、

 

その見る人の人数(来訪者が多いかどうかにもよります)と、

 

お客様が見られる意識がどこまで高いかを考えて、コストを割り振っていきます。

 

 

 

 

 

「住む人が心地よいデザイン」の観点では、

 

多くの方にとって、最も心地よく過ごしたい場所は、

 

最も長い時間を過ごす方が多いリビング(LDK)であり、

 

その意味で、住む人自身にとって最もデザインが重要な場所はリビング(LDK)です。

 

 

 

 

ずっと以前は、床やドアの明るさと壁紙、照明器具を選ぶ程度が多かったのですが、

 

今は、ホテルやレストランやカフェのようなインテリアデザインを

 

というご要望も多くなりましたよね。

 

 

 

実際に、ご家族みんながリビングが大好きと思えるインテリアデザイン、

 

自然とリビングに家族が集まってくるようなデザインをと考えておりますが、

 

これも、人によってこだわりの度合いが違うので、そこをお聞きします。

 

 

 

絶対、こういうリビングにしたいという方もいれば、

 

こだわらないと言いつつ、結局、お金がかかっても良いデザインが良いという方、

 

とにかく余分なコストがかかることは避けてくれという方もいらっしゃいますので、

 

こういったこともヒアリングしていきます。

 

 

 

 

こうして、「住む人が心地よいデザイン」と「見られるデザイン」のバランス、

 

また、その中でもどこを重視するのか、

 

ヒアリングの中で、お住まいになるご家族それぞれのキャラクターを理解し、

 

暮らしの質を高めるにはどうすればよいのかを想像しながら、

 

優先順位と、優先度合いを整理していきます。

 

 

 

 

【その7】へ続きます・・・

 

 

 

 


 
calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
最新記事
categories
archives
ブログ内検索
others

(C)Matsushitahome Co.,LTD All Rights Reserved.