2017.10.11 Wednesday

マツシタホームの考える「住宅デザイン」とは?【その2】

マツシタホームの考える「住宅デザイン」とは?【その1】 からの続きです。

 

恐れ入りますが、前の記事をお読みいただいてから、読んでいただければ幸いです。

 

 

 

昨日の記事で書いたように、マツシタホームでは、住宅デザインとは、

 

性能面や機能面と、見た目の美しさ(意匠面)を両立させるべきであると考えています。

 

 

 

見た目の美しさを得るためだけで建物形状を決めるとかではなく、

 

土地有効利用、ご要望の間取り、住む方のライフスタイル、お客様のキャラクター、

 

こういった要素と同時に、構造と性能、ご希望の予算などを総合的に満たしつつ、

 

同時に美しく環境に調和するデザインを作り上げること、

 

このことが、住宅会社が本来、追求しなくてはならないことだと思います。

 

 

 

以前、大手ゼネコンの責任者で一級建築士の方の家を設計させていただいた時、

 

アメリカのコロニアルスタイルを忠実に守った家を設計してほしいという依頼で、

 

お客様がアメリカ留学時代に学んだ建築学教授の本をいただいて勉強したことがあります。

 

(TRADITIONAL CONSTRUCTION PATTERNSという英語の本を翻訳して勉強しました)

 

 

 

TRADITIONAL CONSTRUCTION PATTERNS

アメリカのコロニアル(開拓時代)スタイルのデザインで、

これが正しくこれが間違っていると多数の例が掲載されています。

 

 

 

 

 

TRADITIONAL CONSTRUCTION PATTERNSの中の1ページ。

総合商社出身で英語の得意な人間に翻訳させて勉強しました。

 

 

 

 

 

この本を読んで勉強した経験は、今でもとても役に立っているのですが、

 

その中に書かれていたことで、とても感銘を受け、

 

今でも守り続けているもののひとつが次の文章です。

 

 

 

「住宅の形はシンプルにすること。1つ、あるいは2〜3のシンプルな箱の組み合わせで

 

家をデザインすることは、莫大な費用の節約になり、より有効なもの・・・家の正しい装飾、

 

外構、庭、また家のオーナーが住んでいることを楽しめるような他のたくさんのものに

 

お金を振り分けることができる」

 

 

 

予算がいくらでもあるのであれば、何をやっても自由かもしれませんが、

 

そんなお客様は滅多にいらっしゃいませんし、

 

どこをどうしたらどれだけのコストがかかるかをあまりご存じないお客様に代わって、

 

お客様の大切な資金を、より効率的に使うやり方を提案するのが我々の仕事ですし、

 

また、企業の社会的責任として、資源を無駄なく使うことが求められると思いますので、

 

シンプルな外形の家をデザインすることは、マツシタホームの家の基本と考えています。

 

 

 

 

シンプルな形状であっても、外形の縦横比率、箱の組み合わせ方、少しの凹凸を付ける、

 

素材のカラーと形状と質感、窓の形状と配置、屋根形状、装飾品、外構、庭・・・

 

外観でもインテリアでも、他の要素で、いくらでもオリジナリティは出せます。

 

 

 

 

 

Simple is best.

 

 

もはや日本語に訳す必要がないほど浸透している言葉で、

 

デザインの世界だけの言葉ではないですが、

 

デザインの世界でも、一番重要な言葉なんです。

 

 

 

 

 

しかし、シンプルとは、なかなか奥が深いのです。

 

 

シンプルであることの重要さは、多くの人が語っています。

 

 

 

 

“Simplicity is the ultimate sophistication.”
「シンプルさは究極の洗練である。」

 

 

イタリア・ルネサンス期の芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ
(Leonardo da Vinci, 1452-1519)の言葉です。

 

彼は絵画や彫刻だけでなく、建築や科学・工学・解剖学などでも優れていましたから、

あらゆる分野でシンプルさが重要だということを痛感していたのでしょうね。

 

 

 

 

“Simplicity is the keynote of all true elegance.”
「シンプルさはすべての真のエレガンスの基調です。」

 

直訳調になってしまいましたが、フランスの女性ファッション・デザイナー、

ココ・シャネル(Coco Chanel, 1883-1971)の言葉です。

 

“keynote”は“key”(鍵)と“note”(音符)が合わさった音楽用語です。

 

メロディやテンポは変わっても、その曲に一貫して流れる調べのことで、

転じて、全体を貫くテーマや基本方針といった意味に使われるそうです。

 

学会などでも開催テーマに沿ったメイン講演を“keynote speech”(基調講演)といいます。

 

服飾や宝飾でも、色や形は変わっても常にシンプルさが底に流れているべきということでしょうね。

 

 

 

 

“The simplest things give me ideas.”

「最もシンプルなものが私に着想をもたらす。」

 

これはスペインの画家ジョアン・ミロ(Joan Miró, 1893-1983)の言葉です。

 

彼の絵や彫刻は、激しくデフォルメした物の形と原色を基調とした色づかいが特徴です。

 

そんなミロがいかにも言いそうな言葉ですよね。

 

 

 

 

“Everything should be made as simple as possible,

but no simpler.”
「すべての物はできるだけシンプルに作られるべきだ。
しかしそれ以上はいけない。」

 

こちらは、アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein, 1879-1955)の言葉です。

 

 

 

 

こうやって見ると、天才たちはシンプルが好きなんですね♪

 

 

 

天才たちこそ、シンプルさの本当の意味での重要性を知っていたのでしょうね♪

 

 

 

 

【その3】へ続きます。

 

 

 

 


 
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