2016.10.29 Saturday

"効かない制震"を選ぶな!【その4】

"効かない制震"を選ぶな!【その3】からの続きです。

 

 

恐れ入りますが、前の記事をお読みいただいてから、読んでいただければ幸いです。

 

 

 

今から家を建てる方には、是非、読んでいただきたい内容です。

 

 

昨日の記事の最後にこう書きましたので、該当の方はよく読んでくださいね。

 

 

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建築基準法ギリギリとせず制震壁は余力に

(今日の部分のタイトルです)

 

 

 

 

「優れた制震システムを採用したからといって、良い住宅ができるわけではない」。

 

 

京都大学の五十田さんは、繰り返しの地震に強い家づくりについて、こう切り出しました。

 

 

「制震システムは家づくりの要素技術の1つに過ぎない。住宅の性能を決めるのは、

 

どのような壁をどこに何枚配置し、上下階のバランスや接合部をどうするかを決めること、

 

つまり、設計や構造計画にある。そのうえで正しく施行されていることが必要だ」(五十田さん)

 

 

住宅性能の目標を決める制震システムの導入について、制震壁を存在壁量に入れて、

 

建築基準法ギリギリの性能で建てるのは危ない」と磯田さんは指摘します。

 

 

特に、国土交通大臣認定を取得し、壁倍率を取得した制震壁は注意したいものです。

 

 

理由はこうです。

 

 

今は、必要性能(耐震等級1)を耐震壁で確保した上に

 

制震システムを追加している状態が一般的です。

 

 

例えば、必要性能を100%とすると制震壁で30%分の性能を追加している状態です。

 

 

制震壁では性能が保持されることが特徴なので、大地震後に耐力壁の性能が低下しても

 

合計70%程度の性能が残ります(図1)。

 

 

 

これを、耐震壁と制震壁で性能が100%となるようにしてしまえば、

 

耐震壁にかかる負担が大きくなり、大地震後は40.5%の性能しか残りません。

 

 

「これでは2回目の地震にとても耐えられない」(五十田さん)

 

 

一方耐震で必要性の横の100%を確保し、制震で50%の性能を上乗せした場合、

 

1回目の大地震後も性能は110%残ります。

 

 

これなら2回目の大地震にあっても耐えられます。

 

 

 

(図1)「耐震+制震」で基準ギリギリは危険
 

 

 

耐震と制震の性能バランスを「100+ 30」にするのか、

 

「100 +50」にするのかなどの判断は、目指す住宅性能が

 

どのような地震と回数に耐えるかで変わります。

 

 

制震装置の開発時に基準としている地震はが各制震メーカーで異なるだけに、

 

どうどれくらいの性能が上乗せになるかの確認も必要です。

 

 

また、採用する制震システムの必要数やコスト、施工性等での判断も重要となる。

 

 

「制震を生かすも殺すも設計次第」と五十田さん。

 

 

全てメーカー任せにするのではなく、住宅全体を考えながら制震システムは選びたいものです。

 

 

 

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制震システムは、本当にたくさん、様々なタイプがあって、

 

良いものと悪いものがあるので、どれを選ぶかが重要なんですね。

 

 

 

しかし、今日の記事のように、それが一番大切なことではなく、

 

耐震性能をどうするか、そこに制震をどうバランスよく組み合わせるか、

 

その設計が一番大事なんです。

 

 

 

下記の数日前の記事に書いたように、熊本地震の調査結果から、

 

耐震基準は変更なしということになりました。

 

 

 

2016.10.24 Monday
2000年に強化した現行の耐震基準は改正なしの結論【その1】

http://mhome-syatyou.jugem.jp/?eid=3837#sequel

 

 

2016.10.25 Tuesday
2000年に強化した現行の耐震基準は改正なしの結論【その2】

http://mhome-syatyou.jugem.jp/?eid=3840#sequel

 

 

 

 

しかし、今日お見せした図を見ると、

 

地震後は、耐力が大幅に落ちてしまっていますので、

 

大きな地震が繰り返し来たとしたら、怖いですよね。

 

 

 

大地震によって、建物の価値も落ちてしまっていることになりますよね。

 

 

 

マツシタホームでは、熊本地震を機に、耐震性能を耐震等級の最高等級である

 

等級3(建築基準法の150%の耐力壁)から、建築基準法の200%に引き上げました。

 

 

 

そうすると、大地震の後にはどうなるのでしょうか?

 

 

 

前の図に、マツシタホームの家のイメージを入れてみましょう♪

 

 

 

(図2)「耐震+制震」の比較にマツシタホームの家を入れてみました。

等級3の家の耐力は、大地震前後で建築基準法の150%→110%になるが、

マツシタホームの家は、大地震前後で建築基準法の200%→170%になる。

なんと、大地震後に等級3を超える耐力を発揮します。

 

 

 

マツシタホームの企業メッセージは、「最高の家をあなたに」です。

 

 

 

震度7が2回来るという、これまでで一番ひどい地震に遭遇したとしても、

 

「安心して住み続けられる家」であること。

 

 

 

これだけではありませんが、地震大国の日本では、

 

これも「最高の家」には絶対必要なことだと思います。

 

 

 

 


 
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