2009.09.12 Saturday

マツシタホームの家は、なぜエコ住宅なのか【第9回】

マツシタホーム企業理念は、

「日本の住まいづくりを変え、日本人の生活をもっと豊かにしたい。

それが私たちの夢です。」

という文章からはじまります。


マツシタホーム企業理念
http://www.mhome.jp/corp.html




この文章の裏には、

日本の住まいが、他の先進国に比べて、価格が高くて、短命であり、

日本人は、その住まいが原因で、生活の豊かさを阻害されている、

私自身がそう考えていることがあるのです。






今日は、その原因の一つである、住まいの寿命について、

お話ししたいと思います。





住宅関係の本を読んでいると、諸外国に比べて、

日本の住宅が短命であるということがよく出てきます。



建築物の耐用に関する諸統計
  住宅の除却年数
(年)
住宅の代替り周期
(年)
住宅への投資周期
(年)
イギリス - 141 73
フランス - 85 59
ドイツ - 79 56
アメリカ 100 103 38
日本 40 30 23
出典:(財) 日本建築学会



イギリスの住宅寿命は141年。

そしてフランスは85年、ドイツ79年、アメリカが103年であるのに対し、

日本の住宅の寿命はわずか30年です。



他の国では、家を建てるのは3〜4代に1代なのに対し、

世代ごとに何千万ものローンを抱えてしまう日本人は、

いつまでたっても豊かになれないですよね。



ヨーロッパの人などは、

自分の代に、建て替えなければならない時期が来たら、

「なんと自分は不幸な世代に生まれたんだ」と考えるそうです。


たとえ自分の直系親族がそこに住まなくとも、

誰かがその住宅を住み継いでいくことができれば、

国全体としてはおおよそ3世代分、その住宅が機能し価値を持つことになるでしょう。

その住宅だけでなく、周辺の住宅もそうそう頻繁に建て替えが行われないため、

街並みや景観も保全され、地球環境にも配慮できるはず。



住宅の建て替えサイクルが短いと、

産業廃棄物は大量に出ますし、

自然破壊にもつながってしまいますし、

良いことは何もないですよね。



なぜ、日本の家はこんなにも短命なのでしょうか?



昔の日本建築は、元々、長寿命だったはずなんです。

なのに、なぜなのでしょうか?



いくつかの要因があると思いますが、

ひとつは、戦後〜高度成長期〜バブル経済期まで、

人口も経済も右肩上がりに伸びていき、とにかく家が不足している時代に、

質よりも量を優先して、どんどん家を建ててしまったことです。


経済最優先の時代でしたから。




日本建築は、長い歴史の中で、

家の寿命を延ばすための工法が出来上がってきました。


四季があり、高温多湿の日本では、

湿気を逃がす工法が最も大切でした。


湿気は、木材を腐らせ、シロアリを呼び、鉄も腐食させてしまいます。


このため、日本の建築工法は、湿気を逃がし、木を腐らせないことが大切にされていました。



それが、とにかくたくさんの家を供給することが優先された戦後の復興期に、

欧米式の大量生産に対応した、新しく入ってきた建材をよく検証せずに、

どんどん家を建ててしまったことが、住宅の寿命を短命にしてしまったのです。



特に、窓のアルミサッシ、外装のサイディング、内装の石膏ボードなど、

水密性や気密性を上げて、住宅を快適に過ごすための建材が、

結露などの問題を引き起こしたのです。



本来は、建物の気密性や断熱性を高くすると、

それに対応して、湿気を逃がす工法を取らなくてはなりません。



ここ10年ほどで、そのような工法もかなり浸透してきたと思いますが、

20年前には、あまり普及していなかったことが、

日本の住宅寿命が短かったひとつの原因だと思います。



新しい建材を持ってきた欧米では、そのような工法は以前から普及していたと思うのですが、

建材だけ輸入して、工法までは輸入しなかったというか、

結果として、日本国内には浸透しなかったのです。




省エネ住宅こそ、通気工法や、換気システムの重要性も高いのです。



そして、その対策をキッチリ行った住宅は、

自然と寿命も長くなるのです。




マツシタホームの家は、エコの観点からも、

「長寿命」も理念のひとつとしています。




次回に続きます。





 
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