2009.08.11 Tuesday

LED照明【その2】 シャープが立て役者?

シャープが、LED照明普及の立て役者になるかもしれません。



というのは、

シャープが住宅向けの電球型LEDを発売するんですが、

他メーカーの同様の商品の半額以下で発売するんです。




実は、シャープはこれまで、家庭用照明はやっていなかったんです。


シャープ執行役員の高橋興三氏が、住宅向けの電球型LED発売のの記者会見で言ったのは、

「家庭用照明への進出が相当しんどいことは理解している。だからこそ、思い切った価格で挑戦した」


すごい意気込みを感じる言葉です。



価格設定はオープンなんですけど、

40形白熱電球に相当する400シリーズの市場価格が3900円前後、

同じく60形白熱電球相当の600シリーズが4000円前後で販売される見込みだそうです。



この価格は、他社製品の半額以下で、

LED照明が今後、本当に普及するかどうかを占う、分水嶺になる設定なんです。



というのは、

白熱電球の現在の市場価格は40形で100円前後、60形で120円前後です。


そして設計寿命は、電球型LEDは4万時間で一般白熱電球の約40倍。


寿命/コストは10時間/円で、ほぼ同じになる計算になります。


交換をする手間の分だけ、電球型LEDの方がわずらわしくないということになりますね。



さらに、消費電力は40形相当が4.1W、60形相当が7.5W。

電気代は白熱電球の8分の1以下になります。



LED照明は、購入価格は高いですが、消費電力を考えれば、絶対、得になるわけです。




電球型LEDを電球型蛍光灯と比べると、

電球型蛍光灯の現在の市場価格は、40形相当、60形相当とも800〜1500円程度。

寿命は白熱電球の6〜13倍と言われているので、

こちらも寿命/コストはほぼ10時間/円程度になります。


省エネの点でも、40形相当の電球型蛍光灯の消費電力が10 W程度ですから、

半分以下の電気代で済む計算です。


シャープは、

「電球型LEDなら交換の手間が不要」

「約11時間使用しても電気代は1円」

などという感じで売り出すみたいですが、

果たして、

「3900円を出して電球を買う」

という、これまでにない買い物が根付くかどうか。



寿命/コストで、白熱灯や蛍光灯とほぼ一線に並んだ初のLED照明ですから、

今後、どうなっていくのか、注目です。
 


ちなみに、シャープの発表の後、

東芝、パナソニックをはじめ、競合メーカーの値下げが続々と相次いでいます。



今回のシャープのLED電球も、注文が殺到して、

7月15日の発売予定が、9月にずれ込むようです。




今日のシャープの電球の話は、いわゆる普通の白熱電球の話です。


現在の新築住宅では、この形状の電球は、廊下やトイレなどの一部でしか、

あまり使われません。



リビングや洋室、和室などの居室照明や、ダウンライトなどでは、

LED照明は、まだまだ高価で、電気代が安い事を考慮しても、

割安とはいえません。



ただ、このシャープのLED電球の発売がきっかけになって、

コストが下がってくるといいなあ、と思います。



私は、現状でも、用途によって一部では、LEDをお客様にお勧めしています。




これから家を建てる方は、

LED照明、少なくとも、検討はしてみた方が良いですよ。





 
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