2009.08.05 Wednesday

白熱灯と蛍光灯2

3日前に、白熱灯と蛍光灯の話を書きました。




●価格は蛍光灯が高く、白熱灯が安い。


●照明の寿命は、蛍光灯が長くて、白熱灯が短い。




その時には、このように書いたのですが、具体的ではなかったので、

もう少し、掘り下げてみたいと思います。






前にお話ししたように、必要なワット数が

白熱灯(54W)で160円(定価)    ランプ寿命1,000時間

蛍光灯(13W)で1,860円(定価)    ランプ寿命6,000時間



価格は10倍強の開きがありますが、

では、電気代はどうなのでしょうか?




1日6時間、365日点灯したとしての電気代は、

白熱灯・・・2,719円

蛍光灯・・・・・654円

です。


約4倍強くらいになります。




この通りの計算だと、

白熱灯の寿命は、1,000時間÷6時間=167日・・・約半年くらい

蛍光灯の寿命は、6,000時間÷6時間=1,000日・・・約3年くらい




蛍光灯は、最初は価格が高いですが、

1年で元を取って、あとはお得で環境にもやさしいということになりますが、

本当はこんなに単純じゃないです。



蛍光灯は、点けたり消したりで、寿命が縮まるんです。


スイッチオンをすると、15分転倒した分の電気を消費するそうです。



ということは、たとえばトイレなど、点けたり消したりを繰り返すような場所には不向きなんです。



(財)省エネルギーセンターというところで、

そのあたりを調べたデータがあるんですけど、

トイレが1日12回、1回当たり5分の点灯時間とすると、

電球の寿命は、蛍光灯だと1.72年、白熱灯だと2.74年、

白熱灯の方がずっと寿命が長くなるんです。


(財)省エネルギーセンターの該当ページ
http://www.eccj.or.jp/lifestyle/05/pdf/072-073.pdf





あと、白熱灯は、調光器をつけて、明るさを調整することで、

電気代は安くなるし、何より寿命がすごく伸びるんです。


例えば、10%調光したら、明るさは30%ぐらい低下しますが、

それほど暗くなったと言う感じはないんです。


そして、ランプ寿命は約4倍に延び、電気代は約15%少なくなります。



もし、定格の80%で点灯すれば寿命はおよそ18倍に延びます。


つまり、1,000時間の電球が1万8千時間以上になるわけです。




だから、白熱灯でも、調光器をつければ、充分な省エネ効果がえられるんです。




実は日本では、環境サミットと言われた洞爺湖サミットの時に、

2,012年までに白熱灯の国内製造・販売を中止して電球型蛍光灯への

全面切り替えを完了させるという方針が政府から表明され、

ランプメーカーも、「2010年を目処に一般白熱電球の製造を中止する」という発表がされました。



確かに、白熱灯は、

適材適所で使用したり、調光器をうまく使うなど、

その特性をよく理解して使用しないと、

省エネにはなりません。



しかし、上手に使えば、あの雰囲気はいいんですけどね。




日本だけが白熱灯を捨ててしまうのは、実に惜しいと思います。




・・・でも、日本は、蛍光灯好きな人が多いんですよね。



欧米では、

オフィスは昼の光に近い蛍光灯、

住宅は一番リラックスできる白熱灯、

という使い分けがされているんですけどね。




一律にやめようはないと思います。





 
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