2012.01.24 Tuesday

国交省が「工務店のレベルが低いから断熱義務は課せない」!?

断熱が義務化される方向って、ご存じですか?




私は、「断熱は絶対義務化するべき」だと考えていましたし、

国でもかなり前から断熱義務化についての検討をしてきました。



それがなかなか、断熱義務化が進まなかったんですけど、

やっと義務化の方向になりそうだと、1月9日のNHKニュースが報じました。



NHKニュースのHPが掲載期間終了になっていましたので、

ニュースを掲載していた他のホームページからコピーしてきたのが次の内容です。


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住宅 断熱効果の義務づけ検討  1月9日 4時2分


東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、電力不足が懸念されるなかで、
 
家庭でのエネルギー消費を減らすため、経済産業省は、住宅の窓や浴槽といった

建材や設備に一定の断熱効果を義務づける方向で、

省エネ法を見直す検討に入りました。


住宅の省エネを巡っては、国が一定の基準を守るよう推奨してきましたが、

新築住宅での達成率は、平成21年は26%、平成22年は39%で、

「住宅エコポイント制度」による一時的な効果はあったものの、

低い水準にとどまっているのが現状です。


こうした状況を受けて、経済産業省は、省エネ対策を議論する審議会で、

住宅関連メーカーに対し、窓や浴槽、断熱材などの建材や設備に一定の

断熱効果を達成することを義務づける方向で、

今の省エネ法を見直す検討に入りました。


具体的には、「トップランナー基準」と呼ばれる、同じ種類の製品の中で最も

省エネ性能が優れた製品に追いつくことを、義務づけることが検討されています。

経済産業省は、建材などの断熱効果が向上すれば、住宅の新築時だけでなく、

リフォームの際にも省エネ性能が高まることが期待できるとしており、早ければ

今年の通常国会にも省エネ法の改正案を提出したいとしています。 

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断熱の義務化は、絶対必要だと思うんですけど、

この「トップランナー基準」がいいのかというと、それはよくないと思うんですが、

その話は別の記事で書きます。




ところで、断熱の義務化をWEB検索して見たら、

興味深いブログ記事を見つけました。



実は・・・・・

それが表題の 『国交省が「工務店のレベルが低いから断熱義務は課せない」』 なんですが、

これは・・・・・なんと、前田武志・現国土交通大臣のブログ記事のタイトルなんです!!



この記事は、昨年8月23日の記事で、

前田国交相が就任したのは昨年9月2日ですから、

大臣就任直前に書かれているんです。




前田国交相は、当時、再生可能エネルギー・省エネ技術促進議員連盟の会長をされていて、

住宅の省エネ政策に焦点を当てた勉強会を開催し、業界団体や、

国交省、経産省・資源エネ庁・環境省から政策の方向性に関するヒアリングを行ったことが

記事にされています。



勉強会では、色々な人が、住宅の省エネ化には、高断熱化が一番であると言い、

さらに、世界の先進諸国ではエネルギー問題の解決策として、

再生可能エネルギーの導入促進とセットで、

住宅の断熱の義務化が当たり前となっている(韓国や中国でさえ義務化されている)と

話していたそうです。



だから、国内でも義務化議論が盛んではあるものの、

国交省としてはまだ踏み込めないそうです。



その理由は・・・・・

中小工務店のレベルが低いため、断熱の義務化を強行した場合、

多くの工務店が仕事を失ってしまうため、というものでした。



「工務店のレベルが低いから断熱義務は課せない」



私の立場としては、正直、これにはコメントしずらいですが、

あえて言うと、業界的に、断熱に対する意識が高いのは一部で、意識が低い業者が多いです。



前田国交相のブログ記事でも、

住宅エコポイント導入により、住宅の省エネ性能の向上促進に大きな効果があったのですが、

業界団体から、「エコポイント終了後、躯体の断熱性能を低下させる工務店が散見される」

と指摘があったという話しがありました。



マツシタホームでは、エコポイントが取得できる断熱性能が最低限の性能で、

本当は、それでは省エネ上、性能が低すぎるため、もっと性能を上げるべきだと考えています。



まあ、今の基準がエコポイントを取れる次世代省エネ乎楼茣霆爐覆里六妬ないとして、

政策的にそこまで引き上げようと住宅エコポイントをつくり、

せっかくその基準では建てる家が多くなったのに、

昨年7月末にエコポイントがつかなくなったら元に戻すでは(昨年10月21日着工から復活)、

これだけ省エネや節電が言われている世の中で、

あまりに意識が低いと言わざるを得ません。





皆さん、断熱の良い家を建てましょう!



「省エネ」のため、「節電」のため・・・・・

日本のため、世界のためになります。



そして、「省エネ」と「節電」、

それに今日の記事にあるように政府の優遇策を含めた「経済性」、

そして「快適性」、「健康増進」のため・・・・・

そうです! 何よりも、あなたとそのご家族のために。



昨日の記事のラストを繰り返してしまいました♪





※ご興味のある方は是非。

前田武志・現国土交通大臣の2011年08月23日(大臣就任直前)のブログ記事
「工務店のレベルが低いから断熱義務は課せない」と国交省
http://ameblo.jp/maetake-diary/entry-10995034766.html




 
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