2012.01.25 Wednesday

住宅の断熱義務化と「トップランナー方式」について

またまた断熱の話し。



昨日も、住宅の断熱義務化に関連する記事でしたが、

断熱の義務化が「トップランナー基準」というのが採用されそうで、

私は、断熱義務化はいいことだが、「トップランナー基準」を採用するのは、

いかがなものかということを書きました。



今日は、そのあたりをお話しいたします。




「トップランナー基準」を利用するやり方を、「トップランナー方式」といいます。



この「トップランナー方式」とは、元々は、省エネ法に基く、

エネルギーを多く消費する機器(車や家電等、住宅では冷暖房とか給湯器等)の

消費効率の基準を策定する方法なんです。



トップランナーの名前の通り、基準を設定する時点で商品化されている製品のうち、

「最も省エネ性能が優れている機器(トップランナー)」の性能以上を基準とし、

1〜2年後の期限までにそれ以上の省エネ性の機器としなさいということを決める、

これがトップランナー方式なのです。




そして、住宅の場合に設定されているトップランナー基準は、

住宅の断熱性、冷暖房、給湯機などのトータルで、省エネ化を図ろうという基準になっています。




このようなトータルで省エネ性を高めていこうという方向性は、

私も当然、良いと思うんです。



しかし、住宅にある機器は種類が多く、

「トップランナー方式」で基準を達成している住宅と言われれば、

断熱も冷暖房も給湯機も全部効率がいいんだと思いますよね。




しかし、このトップランナー方式では、

たとえば、断熱性はそんなに高くなくても(単体では住宅エコポイントレベルでなくても)、

効率のいい暖房と給湯機などを利用してカバーする、

そういうクリアの仕方が出きるんです。



また、そのクリアの仕方が、結構、多いようなんです。




これでは、断熱性が住宅エコポイント取得基準に達していなくても、

最低基準を満たしていれば、「省エネ住宅」のお墨付きとなり、

断熱性も問題ないと思われてしまいます。




私自身は、こういう意味で、断熱性については、

単独で義務化するべきと思っています。




断熱は一定の断熱基準を策定し、それを義務化する、

高効率設備は高効率設備で義務化したらいいと思うんです。





私は、断熱義務化には大賛成、

しかし、断熱義務化の現行「トップランナー方式」採用には反対です。




 
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