2009.04.30 Thursday

松下社長の「正しいマイホーム選び教えます」【第12回】

注文住宅の建築費とはどこまでの費用を含むのか、

その定義を業界で決めているわけではないので、

会社ごと、場合によっては営業マンごとに定義が変わるという話を前回書きました。



注文住宅の建築費とは、建築に関わる総費用として、このあとを書きます。




注文住宅の建築費は、大きく分けると、

〃物本体工事費と、△修梁召旅事費や諸費用に分かれます。





この内、坪単価の基準になるのは、,遼楝旅事費です。

★本体工事費 ÷ 延床面積(会社によっては施工面積) = 坪単価




坪単価って、価格の目安を見るためのものですから、

坪単価もその基準の本体価格も、本来、住宅価格を比較するためにあるのです。



残念ながら、業界で基準が統一されていないのですが、

大手ハウスメーカーの中では、どこまでが本体価格であるかは、ほぼ統一されています。



昨日の話では、建築費はどこまでか、聞く人によって違ったりしますので、

「本体価格」というのは、各社を比較する上で、大切な数字だと思います。



最終的には、総額が一番の問題なので、

結局、「本体価格」と「総費用」、この両方を見るのが良いと思います。



大手ハウスメーカー全社が加盟する(社)プレハブ建築協会の基準で、

『標準仕様価格に含まれる工事及び設備の範囲』というのがあります。


各社が商品を発表する際のニュースリリースで、

「価格は3.3崚たり58万円台より」 ※3.3屬鰐鵤営

このように書くときの最低基準として、決められているのだと思います。

(最近は、ニュースリリースに価格を一切出さない会社も出てきましたが)



坪単価表示に含まれる最低基準ですから、坪単価計算の元になる本体体工事費も、

ベースは同じということになります。

※当社の本体価格もこの基準に合わせていますが、ビルダーでは基準にバラツキがあります。



ただし、

「価格は3.3崚たり58万円台より」

最後に「より」が付けられているのは、あくまで最低価格です。


これより高くなるケースは、オプション費用(追加費用)が入ってきた場合です。

※設計で費用が追加になるケースもあります。



『標準仕様価格に含まれる工事及び設備の範囲』

この書き方も、オプション費用は別だと言うことなのです。



つまり、本体工事には、標準仕様とオプションがあるのです。



通常、住宅会社の商品には、標準仕様が設定されていますので、

標準仕様以外を選択すると、オプション費用がかかることになりますが、

これも含めて、本体工事費となります。





☆『標準仕様価格に含まれる工事及び設備の範囲』 (社)プレハブ建築協会規準

【標準外部工事】
基礎・構造体・壁体・軒裏・屋根・外部建具・雨戸又は面格子・網戸・2階肘掛窓手摺り・玄関庇・玄関ポーチ・勝手口ポーチ・雨樋

【標準内部工事】
玄関・ホール・廊下・階段室・厨房・食堂・脱衣所・洗面所・浴室・便所・和室・洋室・ユーティリティ・押入などの床、壁、天井などの仕上、内部建具

【標準付帯設備】
厨房設備/流し台・ガス(コンロ台)・吊戸棚・換気扇
衛生設備/<洗面所>洗面器・棚又は洗面化粧台・タオル掛け<便所>便器・手洗器・紙巻器・タオル掛け・プラスチック便槽<浴室>浴槽及びフタ・風呂釜又は給湯器

【電気設備】
分電盤・屋内配線一式(延面積により規定。<例>100m²以上では30A6回路)
照明器具/玄関内外各1灯・流し手灯、浴室、脱衣洗面所、便所に各1灯
コンセント/居室2カ所・アース付きコンセント1カ所・屋外1カ所・TVアンテナ引込口1カ所・電話引込スリーブ1カ所・ブザーチャイム又はインターホン1カ所

【給排水設備】
屋外及び屋内1m以内までの給排水配管(横引きおよびタメ桝を含まず)
給水栓/厨房・浴室・洗面所・便所に各1カ所、計4カ所





この基準は、あくまで最低基準のため、各商品の実際の標準仕様はこれより良くなっています。


また、お客様によって、変更するオプション費用も含めて本体価格となります。





本体価格以外にはどんな費用があるのか?

これを知らないと、各社の価格比較は難しいと思いますので、

今度はそれを書きます。



本体工事費とは、もともと比較するためにあるものですから、変動要因は別だと覚えていただくと、

ある程度、見当が付きます。


【本体価格に入らないもの】

(燭蕕聞甲呂法建物自体を建てる建築費(変動要因の解体費用や整地費用、基礎・地盤補強は別)

外部の給排水配管や外部の電気配線は別(敷地条件により左右される変動要因のため)

2樟濺典い箍樟濘綟擦亙漫蔑イ譴凌恵曚覆匹派要ない場合もあり変動要因のため)

こ稜Э柔舛箜銅錣凌柔組駘僂睚漫奮稜Э柔舛良要のない地域もあり、その他の申請も変動要因)

ゥーテン・(LDK・個室の)居室照明・エアコン・家具なども別(住宅会社以外で購入もある変動要因)

Ε蹇璽鵑篝廼發覆匹僚費用も別(ローンの金額や年数による変動、税制の変化による変動要因)

地鎮祭や上棟式などの行事費用や近隣挨拶費用、引っ越し費用も別(お客様による変動要因)


このほか、家電などの購入費も本体に入りませんが、

これは施主の生活の問題と言うことで、建築費自体にに含まないことが通常だと思います。




人によってつけたりつけなかったりでも、

例えば、電動シャッターは外部建具(窓)の付属品としてみなされるので、本体工事になります。

※電動シャッターは、当社では標準仕様ですが、通常は本体工事のオプションになります




本体工事費については、前述のように大手メーカーでは基準が統一されていますが、

(大手以外はあまり統一されていません)

それ以外の費用については、どこまでを見積もるのか、バラバラです。




しかも、長年、それで来ているものですから、

消費者も、人によって、どこまでを聞くのかという感覚にばらつきがあります。

 

だから、「注文住宅は、価格がわかりにくい」と言われ、

会社ごとの価格を比較する時に、よく誤解があるのです。




当社では、できるだけそんな誤解が少なくなるように、お客様にご説明したいと思います。





次回は、本体価格と総費用、その各社の見積比較についてを書きます。





 
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