2009.03.23 Monday

住宅火災の話

ここ数日、火災のニュースが立て続けにトップニュースになりました。





群馬県渋川市の老人ホームの火災で10人が亡くなり、

昨日は、神奈川県大礒市の吉田元首相邸が全焼し、

今日は、成田空港で貨物機の着陸失敗による火災。





火災のニュースって、結構多いですよね。





私が何が言いたいのかって言うと、

「住宅の防火」について、もっと考える必要があると思っていることです。





私が考えるに、住宅で、「耐震」に比べて、「防火」って、軽視されていると思うんです。





政府がまとめている、平成20年版災害白書を見ると、

地震、火山、津波、台風などの風水害、雪害、その他の災害をすべて合わせた死者と行方不明者は、

平成5年から平成19年までの15年間で、阪神大震災のあった平成7年の6,482人を含めて8,338人。

090323災害別死亡者と行方不明者の状況



ということは、1年平均で、556人の方もの方が亡くなられています。



それに対し、火災による死者は、平成9年から29年まで11年連続で、毎年、2,000人を超えています。

090323火災の推移



そのうち、住宅火災による死亡者数は、毎年、1,000人から1,200人くらいです。
※平成20年版消防白書による。

090323住宅火災の件数及び死者の推移



つまり、地震を含めた自然災害全ての死者を合わせても、火災による死者の1/3にも満たないのです。


そして、火災による死亡者のうち、5割から6割は、住宅火災による死亡者なのです。





私たち住宅会社は、防火よりも耐震に力を入れている会社が多いですが、

このようにデータを見ると、地震以上に備えなくてはならないのは、「防火」なのです。





マツシタホームの家の性能面での2大テーマは、


「安全性能」 と 「アフター性能」


です。




そのうち、安全性能では、

「地震に強い家」「火災に強い家」「防犯性が高い家」「家庭内事故を防止する家」「空気の安全性が高い家」

この5つのテーマを掲げています。





このうち、なぜか、「地震に強い家」が一番、お客様の関心が高いですが、

もっと、「火災に強い家」ということに関心を持っていただきたいと思います。



まず、「耐火建築物」か、「準耐火建築物」か、「省令準耐火」か、「一般建築物」か?



開口部(窓や玄関ドアや勝手口ドア)は防火戸になっているか?



火災報知機が義務付けされましたが、設置等級は、「4等級」か「3等級」か「2等級」か?
※「等級1」は設置なしなので、義務付けされてからはない。



消火設備は、「スプリンクラー設置」か、「消火器設置」か、「何もなし」か?






耐震が気になっていた方はたくさんいらっしゃったと思いますが、

たとえば、「防火」について、考えておられましたか?







「耐震」のようにほとんどのお客様が気にされているところは、

我々住宅会社もそれなりに対策しています。



お客様の関心がいま一つの部分は、住宅会社によって、対応がバラバラです。



そんな所ほど、よくご覧になられた方が良いと思います。




特に、「火災」、「防犯」、「空気の安全性」とか。





気にしてください。





絶対。






 
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